腎臓
Johnson RJ, Mandell BF, Schlesinger N, et al. Controversies and practical management of patients with gout and chronic kidney disease. Kidney Int. Published online July 20, 2024. doi:10.1016/j.kint.2024.05.033 尿酸はCKD進行で上昇することが…
SGLT2阻害薬は糖尿病への薬剤というだけではなく、心疾患・腎疾患への有用性が報告されている。さらには痛風などのリウマチ性疾患への有用性も報告され続けており、最近の論文をまとめてみた。 おそらくは痛風の一次予防・二次予防ともに有用。膠原病腎には…
Front Med (Lausanne). 2023;10:1244651. EGPA(好酸球性多発血管炎性肉芽腫症)における腎病変は稀ではあるが、重症例が多い。 Five factors scoreでも腎病変は入っており、EGPA腎病変は重症例としてカウントされる。 1996年Five factors score…蛋白尿(>1g/…
Clin Kidney J. 2023;16(9):1384-1402. https://academic.oup.com/ckj/article/16/9/1384/7084031?login=true Spanish Group for the Study of Glomerular Diseases (GLOSEN)からの推奨。ループス腎炎は病型・治療薬が多く、エキスパートオピニオンが推奨に…
シェーグレン症候群の腎症状は、間質性腎炎の他尿細管異常による電解質異常など多彩。発覚した頃には不可逆的になっていることも多く、治療は非常に難しい。 シェーグレン症候群による腎症状は比較的稀と思われるが、報告によってまちまち(4-33%程度) 無症…
Kidney Int. 2023;103(6):1144-1155. 寛解導入療法終了時(治療開始から4-6ヶ月後)に採取したスポット尿の蛋白尿・血尿と、死亡/腎不全の複合エンドポイント・再発との関連を見た研究 ANCA関連血管炎(AAV)の腎病変は、慢性腎臓病に進展することが多く、生…
Lancet. 2022;399(10335):1646-1663. 糸球体腎炎は膠原病によくある症状かつ、予後を規定する重要な疾患である。一方で膠原病とはあまり関係しない腎炎もあり、手出ししにくい領域でもある。そのへんの復習になるレビューがあったので読んでみた。非常に長い…